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罰則あり!桜マーク入りライフジャケットの選び方【使用目的ごとにご紹介】

海遊びの際に危険な海難事故から身を守る救命用品『ライフジャケット』。

最近では海水浴で子供がライフジャケットを着用している光景を見かけます。

それほど身近な『ライフジャケット』ですが、

いざ購入しようとすると様々なタイプや規格があり、

何を購入すればいいかわからない!

そんな方多いのではないでしょうか?

過去のニュースではネットで安いライフジャケットを購入したら、

泳いだら浮かずに沈んでしまうという事故もありました。

今回はライフジャケットの選び方を使用目的ごとにご紹介していきます。

この記事を読めばわかること!

  • ライフジャケット着用をしないとどうなるの?
  • ライフジャケットにはどんな種類があるの?
  • どのライフジャケットを選べばいいの?

ライフジャケットの着用義務

海遊びの必需品『ライフジャケット』ですが、

使用目的によっては着用義務がある場合があります。

どんな使用目的だと着用義務があるのか見ていきましょう。

着用義務がある場合

・小型船舶に乗る場合

小型船舶というと少しわかりにくいと思いますが、

基本的にはプレジャーボートや遊漁船などの船舶は小型船舶に含まれます。

また船の大きさにもよるのですが、

ゴムボートなどの小型のボートも小型船舶の免許が必要な大きさならば、

ライフジャケットの着用義務があります。

小型船舶(こがたせんぱく)とは、船舶の区分の一種であり、総トン数20トン未満の船舶のうち [1]、 日本船舶船舶法1条にいう日本船舶。以下同じ。)又は日本船舶以外の船舶(本邦の各港間又は湖、川若しくは港のみを航行する船舶に限る。)のことを指す。

参照:ウィキペディア

・特殊小型船舶に乗る場合

マリンジェット、ジェットスキーと呼ばれる特殊小型船舶に乗る際もライフジャケットの着用義務があります。

但し、後にも説明するのですが、

小型船舶と特殊小型船舶では使用するライフジャケットの規格がことなります。

平成30年2月から、小型船舶に乗船する際はライフジャケット着用が義務化され、

違反をした場合、船長に対して最大6か月の免許停止の罰則があります。

着用義務がない場合

注:着用義務がない場合は、ライフジャケット着用をしなくてもよいということではありません。
罰則が無いという意味ですので、安全の為に必ずライフジャケット着用をしましょう。

・小型船舶の免許が必要のない小型ボート

船外機などのエンジンが付いていない手漕ぎボートや小型船舶の免許が必要のない小型ボートには

ライフジャケットの着用義務はありません。

・SUP(サップ)、カヤック、カヌー

最近流行のSUPをはじめ、

カヤックやカヌーなどもライフジャケットの着用義務はありません。

・磯釣り

磯釣りなど足場の悪い場所での釣りや堤防での釣りにおいてもライフジャケットの着用義務はありません。

ライフジャケットの種類

規格

ライフジャケットには国土交通省が定める4つの規格があります。

国土交通省認定ライフジャケットには全て桜マーク(国土交通省認定印)の刻印があります。

1. TYPE A

全ての小型船舶に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  • 黄色やオレンジ色などの発見されやすい色です。
  • サーチライトを反射する反射材がついています。
  • 存在をアピールするためのホイッスル(笛)がついています。
  • 浮力が7.5kg以上あります。

参照:国土交通省 (mlit.go.jp)

2. TYPE D

平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とする小型船舶(旅客船、漁船を除く。)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  • 黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
  • サーチライトを反射する反射材がついています。
  • 存在をアピールするためのホイッスル(笛)がついています。
  • 浮力が7.5kg以上あります。

参照:国土交通省 (mlit.go.jp)

3. TYPE F

陸岸から近い水域のみを航行する、浮沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船、漁船いがいのもの

水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  • 黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
  • 浮力が7.5kg以上あります。

参照:国土交通省 (mlit.go.jp)

4. TYPE G

湾内や湖川のみを航行する浮沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船、漁船いがいのもの

水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  • 黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
  • 浮力が5.85kg以上あります。(小児用はありません。)

参照:国土交通省 (mlit.go.jp)

タイプ

・ウレタン

ボート、マリンジェット、SUP、釣りなどあらゆる場面で使えるライフジャケットです。

桜マーク(国土交通省認定印)入りの物でも安価な商品が販売されています。

・ウエストベルト

ボート、磯釣りで使われることが多いライフジャケットです。

マリンジェットなどには不向きです。

腰に巻くだけなので邪魔になりにくいライフジャケットです。

ボンベが収納されていて、

紐を引っ張ることで膨らむ手動膨張式と、

紐を引っ張るか水に濡れることにより膨らむ自動膨張式があります。

膨らむと浮き輪のようになります。

1度膨らんだ際はボンベの交換が必要です。

・ショルダー

ボート、磯釣りで使われることが多いライフジャケットです。

マリンジェットなどには不向きです。

膨らんだ際はウレタンタイプのような形になり、

ウエストベルトタイプより楽な体制で浮くことができます。

紐を引っ張ることで膨らむ手動膨張式と、

紐を引っ張るか水に濡れることにより膨らむ自動膨張式があります。

1度膨らんだ際はボンベの交換が必要です。

・ジャンパー式

主に作業用として使われるライフジャケットです。

冬の寒さ対策としても使えるライフジャケットです。

・ポーチ式

安全規格に合格している製品は販売されていませんが、

最も邪魔になりにくいので、SUP、カヌー、カヤックなどで使用できることや、

ライフジャケット+ポーチ式を携帯することでさらに安全性を増すことに期待できます。

膨張時は棒状になります。

おすすめライフジャケット

もっとも使用頻度が高いウレタン、ウエストベルト、ショルダータイプのおすすめライフジャケットをご紹介。

ここで紹介するライフジャケットは桜マーク(国土交通省認定印)付きTYPE Aのライフジャケットです。

ウレタン

ウエストベルト

ショルダー

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まとめ

いかがでしょうか?

マリンアクティビティでは必需品の『ライフジャケット』

正しいライフジャケット選びで、

安全に楽しみましょう。

以上、『ライフジャケットの選び方【使用目的ごとにご紹介】』でした。

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