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ボートの基礎知識【ボートの種類】

これから船の購入を考えている方、将来船がほしいという方に、船にはどんな種類があるのか?をご紹介します。

船には様々なサイズ、形、使用目的があります。

その中からあなたにぴったりな船を見つける手助けになると思います。

大きさ

船選びで重要なのは求める船の大きさを決めることです。

船の大きさの単位は主にft(フィート)という単位で表されています。

 

フィート、フート計量法上の表記)又はフット(複: feet, 単: foot)は、ヤード・ポンド法における長さ単位である。様々な定義が存在したが、現在では「国際フィート」が最もよく用いられており、正確に 0.3048 メートルである[2]。1フィートは12インチであり、3フィートが1ヤードである。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

24ftの船なら全長が7メートルくらいの船ということになります。

船の種類

船選びの際に考えるポイントは、何の為に船を買うのか?ということです。

  • 釣りをする為なのか?
  • のんびりクルージングを楽しむ為なのか?
  • ウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しむ為なのか?

など、用途によって選ぶ船は変わってきます。

・フィッシングボート

船で釣りを楽しみたい!というかたにおすすめのタイプです。

釣り竿などの釣り道具を収納できるスペースやデッキに立って釣りをする為に邪魔なものを排除した、

まさに釣りをする為の船です。

オフショアスポーツフィッシャーマン

外洋でのカジキ釣りなど、大型の回遊魚をターゲットにしたゲームフィッシングの為の船です。

主に30ft以上の大型の船を指すことが多く、スポーツフィッシングの為の装備が整っています。

スポーツフィッシャーマン

ルアーフィッシングなどのスポーツフィッシングの為の船です。

サイズなどによっても呼び名は変わってきますが、基本的には「オフショアスポーツフィッシャーマン」に比べて、

小さなフィッシングボートのことを指します。

・クルージングボート

のんびりクルージングを楽しみたい方や、ゴージャスな高級感のある船が欲しい!という方におすすめの船です。

エクスプレスクルーザー

エクスプレス、つまり高速で航行できるクルーザーで、見た目もスポーティーな船です。

船内に十分な移住機能があるスポーツボートといった感じです。

キャビンクルーザー

キャビンとは船室のことで、移住性能が高いクルーザーです。

エクスプレスクルーザーと比べると「ゆったりとしたクルージングを楽しみたい」

というかたにおすすめです。

モーターヨット

キャビンクルーザーの移住性能を更に高くしたクルーザーです。

サロンスペースやオーナーズベットルームといったスペースがあるなど、

移住性能に重点をおいたクルーザーです。

船のサイズも大きいので、「ヨット」という言葉が使われています。

・スポーツボート/ランナバウト

走ることを楽しむ為の小型ボートです。スポーティーな雰囲気と操作性があるのが特徴です。

ウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しみたいというかたにおすすめです。

キャリアブルボート/トレーラブルボート

カートップやトレーラーで牽引、車内に積んで運べるサイズの小型ボートです。

ボート免許や登録の必要のない全長3m未満のエンジン付きボートなども含まれます。

様々なゲレンデやシチュエーションで気軽に船を使いたいというかたにおすすめです。

エンジンの種類

エンジンの種類も船選びでは重要です。

船のエンジンの種類は大きく分けて3種類あります。

それぞれの特徴をご紹介します。

船外機/アウトボード・エンジン

エンジンとドライブ部分を船体の外側に取り付けたタイプです。

  • コックピットなど船内スペースを有効活用できる。
  • ボートから船外機だけを外すことができるため、修理などのメンテナンスがしやすい。
  • エンジンが船体の後方にあるためキャビン内は静か。
  • ドライブユニットをチルトアップできる

ひと昔前までは、船外機は小さな船というイメージでしたが、現在では高馬力の船外機も増えてきています。

 

船内外気/スターンドライブ

エンジンは船内、ドライブは船外というタイプ。

  • 船上からエンジンのメンテナンスができる。
  • ボート後方にエンジンが設置され、プレーニング走行時の安定性が良い。
  • ドライブユニットをチルトアップできる

船外機、船内機の良いところどりのエンジンにも見えますが、

エンジンが船内にある分スペースを確保する為に、基本的には16ft以上の船に使われています。

船内機/インボート・エンジン

船内に搭載されたエンジンからシャフトを用いてプロペラを回転させるタイプ。

  • ドライブ部分がシンプルなので比較的故障が少ない。
  • 停止安定性が良い。
  • 燃費・耐久性が高い

エンジンの構造上、船の中心付近に搭載されるため、相応のスペースを必要とします。

30ft以上の船に搭載されるのが一般的です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

一言で船と言っても様々な種類があります。

その中からあなたにぴったりの船を見つけ出せれば、これからのマリンライフがより一層楽しいこと間違いありません。

今回は「ボートの基礎知識【ボートの種類】」でした。

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